皆さんは、サロンカーなにわという車両を聞いたことはあるでしょうか?JR西日本が所有するジョイフルトレインの一種ですが、運転日が多くないためあまり知らないという方もいるそうです。今回はこの列車について紹介していきます。
車両紹介
編成
まずは編成から。以下の表では7両編成で走行する場合の編成となります。
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | 7号車 | 7号車最後部 |
スロフ14-703 | オロ14-706 | オロ14-707 | オロ14-708 | オロ14-709 | オロ14-710 | スロフ14-704 | スロフ14-704 |
展望スペース | 座席 | 座席 | 座席 | 座席 | 座席 | 座席 | 展望スペース |
外装

濃い緑色と黄色の塗装。
中央あたりにある、丸いテールマークは変えることができます。
撮影時は、城崎温泉開湯1300年の団体列車として運転されていました。そのため、テールマークはその仕様になっています。

側面の幕はサロンカーなにわと書かれているもの。このほかに、団体などの幕も入っている。
内装
客室


車内全体 座席は片方に寄せられています。また、現在は全車禁煙となっていますが、灰皿は残っています。
2号車から7号車の座席部分(7両編成時)は共通して横に3つ座席が並んでいる。


この車両の客室は、土足禁止なので、車内にあるスリッパに履き替えます。
また、この列車の7号車寄りにはステンドグラスがあります。


フリースペース

1号車(スロフ14-703)
1号車は1両フリースペースになっていて、カウンターや、4人向かい合わせのソファー、窓を背にして座るソファーがある。

7号車(スロフ14-704車端部)
一番後ろ(一番前)に設けられた展望スペース。ほぼ全面ガラス張りとなっているので、線路から空まで、流れる風景を十分に楽しめる。真ん中にテーブルがあり、物を置くことも可能。側面の窓を背に向けて座ることができるソファーがある。
サロンカーなにわに乗るには
この車両は、主に団体列車や、貸し切り列車で乗ることができます。また、日本旅行などのツアーでも乗ることができます。